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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ



あの「M」のマークでお馴染みのマクドナルドのチェーン店の誕生秘話には、こんな物語があったなんて、知りませんでした。

驚くことばかりで、とても興味深く、面白かったです。



アメリカの片田舎にあるハンバーガー店を、画期的なアイディアで、大繁盛させていたマクドナルド兄弟。

アイディアマンの弟と、人格者の兄。

名コンビであるふたりが、二人三脚で夢を叶えた物語。

これだけでも、ワクワクするような面白い物語なのですが、この映画の主人公は、彼らではありません。



マクドナルド兄弟が経営する店に魅了され、フランチャイズ契約を結び、一大チェーン店へと発展させた男、レイ・クロックの物語は、そんじょそこらの成功譚とは、スケールが違いました。



創業者であるマクドナルド兄弟から、店のアイディアも権利も、名前すらも、なにもかもを奪い、乗っ取った男というと、主人公のレイ・クロックは、極悪人のように思えるのですが、この映画では、なんとも憎めない中年男として描かれていて、マクドナルド兄弟には同情しつつも、自然と応援したくなりました。



人生大逆転を夢見るレイ・クロックが、大言壮語を吐きながらも、ひたむきに努力する姿からは、野心だけでなく、人生の悲哀も感じて、深みのある人物として迫ってきました。



ビジネスマン必見の映画かもしれません。

営業職としてコツコツ働きながら、一攫千金のビジネスチャンスを狙い、起業を考えるひとにとっては、勇気をもらえる、活力になる映画だと思います。



夢を叶えるのに、年齢は関係ない、という物語でもあると思います。

まさにアメリカンドリーム、夢の大きさが、他人の人生を蹴散らし、呑み込んでしまうような物語だと思いました。

事実は小説より奇なり。見応えのある作品で、おすすめです。

(参考)https://ameblo.jp/kimamanieiga
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キングスマン ゴールデンサークル

大ヒットした前回の作品よりも激しさを増したアクションシーンと、比例するように度が過ぎるイギリスの大人たちの嗜好的な要素も増量していて、見てしまった人を中毒症に陥れてしまう最高級なコメディー映画となっていました。

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キングスマンの激しい動きをしても決して乱れないスーツ姿は英国紳士らしさを感じられ、アメリカの独特の風土が生み出した新しいキングスマンの違いが物語を楽しくさせていました。

やっぱり生きていたハリーに嬉しくなり、コリン・ファーストはカッコ良く魅力的で物語に必要な人物だと思っていたので、監督にありがとうと言いたい気持ちになりました。

ハリーとエグジーが協力して闘うシーンは素晴らしく、彼らこそ最強の相棒だと感じます。

あの世界的なミュージシャンのエルトン・ジョンが、弾け飛んでしまったような奇抜な衣装を身に付けての登場にはビックリしてしまい、あまりにもノリノリな感じを受けたので本当にエルトン本人なのか疑ってしまうほどでした。

こんなコメディー映画の中で、カントリーロードの歌を聞いて涙してしまうとは思っておらず、上手い演出をしたと思いました。

きみはいい子



この映画を観たのはもう半年も前になるけれど、未だに時折思い出しては味わい直すことができる作品でした。

つまり、後からいい映画だとわかった部類です。



私が小学校を卒業したのはもうすっかり昔になってしまいましたが、現代の小学校は私が過ごした時代とはかなり様子が変わっています。

その現代の小学校で新人教師をする岡野先生。

大切な人と思われる人の仏壇に手を合わせること、毎日の午後の庭の掃除など、冒頭の映像からいかにもな孤独さが伝わり、やりきれない気持ちになってしまう印象の独り暮らしで心細い生活をする老人:あき子。

夫が単身赴任中、幼稚園に入園前の小さい子をひとりで育てては時折虐待してしまうことに苦悩する雅美。

この人たちが同じ町で、織物のように絡み合いながら物語が進行します。



どの人のエピソードも同じように心に残ります。

半分はどこにも逃げ場や救いがない絶望感がありますが、半分はちゃんと希望を感じられたりします。

くっきりとポイントを描き出したこと、絶望と希望のちょうどいいさじ加減、そこが後から振り返っていいと思ったところなのでしょう。



子どもがいる人にはまともに見ることができない箇所もあると思います。

でもそういう人こそ観て何かを感じたらいいのではと思いました。

淡々としていますが、いい映画ですよ。



高良健吾が新人教師としてがんばる姿はすがすがしくて応援したくなりました。

監督は大林宣彦の影響を受けた女性監督です。

坂道のアポロン



ストーリーが目まぐるしく動くわけでも、大して波があるわけでもないのですが、まずあの世界観自体が素晴らしいと思います。

映画の舞台となる昭和60年代は、どこかせわしない現代と違って、ゆっくりと時が流れているなと感じました。

知念侑李さんはじめとする主要キャストの3人と同じく、バリバリの平成世代である私にとってあの世界は非日常であり、同じ日本の中の話なのに、違う世界に迷い込んだような新鮮な感覚にさせてくれる世界でした。



ストーリー的にはTHE!王道という青春映画ですが、あの時代だからこそ美しくて、近年よくある青春恋愛映画とは全く違った良さがあるなと思いました。

主人公を演じた知念侑李さんも、変に今時感がなく、平成生まれながら60年代の秀才感がよく出ていてピッタリだなと思いました。(直前に公開された別の映画では、現代の王子様キャラを見事に演じきっていて、幅の広さに感動しました。)

ジャニーズの人ですが、変に「ジャニーズ光り」してなくて、ストーリーの中に空気のごとくなじんでいました。



また、ピアノ未経験から10ヶ月で演奏を習得し、手元の吹き替えなしで全て自分の演奏で演じきった努力には本当に頭が下がります。

元々は、Hey!Say!JUMPメンバーの「知念ピアノ弾けますよ!」というウソ(実際に仕事が来たらやり遂げてくれるだろうという期待からホラを吹いたそうです。)から始まった仕事だそうですが、本当に素晴らしい形になったと感動しています。

KANO〜1931海の向こうの甲子園〜



高校球児憧れの甲子園。そこに台湾の高校チームが出場し決勝まで勝ち進んだという実話は、この作品の台湾でのヒットという情報に触れるまで知りませんでした。



そういった事に関心を持ち鑑賞したのですが、ストーリーは単純明快。

鬼監督がやってきて全く勝てなかったチームが鍛えられ勝ち上がるというマンガのような話。

それが陳腐にならないのは、実話を基としたストーリーだという事と台湾と日本の作り手たちの思いが伝わってくるから。



就任した近藤監督が、台湾人・漢人・日本人の混成チームを作ったことやチームへの援助のために頭を下げて回った事、挿話となっている八田氏による、苦難を乗り越えての灌漑事業といった事は、両人とも目的に対して当たり前の事として行った事なのかもしれません。

しかし支配する側、される側という関係性においては稀だったのかもしれません。また球児たちのひたむきさは、その後突入してしまう戦争の暗さを思うと、その光景がより眩しく感じられました。



この作品での日本人は、報道陣とのシーンくらいで嫌なキャラクターはほぼ登場しません。

映画で描かれているとおり、きっと甲子園でも地理他のハンデを乗り越えて勝ち進むチームに対し、日本人は声援をおくったろうとは思います。

とはいってもこの時代、台湾の人に対して上から目線の嫌な日本人はいたのではないでしょうか。悪く描かれるのは勿論快いものではないけれど、腫れ物には敢て触らないという印象を受けました。

(こういう風に作ってくれている事に対して気を回し過ぎかもしれませんが)。
プロフィール

ナターシャ

Author:ナターシャ
いろいろな映画の感想を書いています。日本映画、海外映画、アニメ映画など、ジャンルにこだわらず観ています。

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